- 2011年09月02日
認定塗装診断士とは??
お客様のご質問にお答えして
やく半年の沈黙を破り、唐突に日記を再会します。あの3月の大震災のあと、どうも調子が出なくてさぼりにさぼっていました。
その間、お客様から私の安否に関するお問い合わせをいただいたり、様々にお気遣いいただきました。ありがとうございました。
さて、先ほどお客様のお宅を訪問したところ、「おたくの会社には、認定塗装診断士はいるのかい?」とのお尋ねをいただきました。実は今日の午前中に同業者とその話をしており、あまりにタイムリーなのに驚いたのですが、数日前に新聞の広告で見かけて気になっていたそうです。
結論から言いますと、私どもにはいません。何故なら、「認定塗装診断士」なる名称の資格は、あくまで私的なもので、公的機関が定めたものではなく、情報がないからです。
調べてみると、各地方の塗装組合が独自に養成し、修了試験を経て交付する形の資格で、あくまでも公的ではない団体(組合は個人あるいは企業等の集りです)が、自分たちの研鑽の証として制定している、言わば呼称を利用する資格と言ってよいと思います。
世の中に、資格は様々あります。例えば私は、二級施工管理技士の資格と建築仕上げ改修施工管理技術者の資格を持っています。前者は国土交通省所管の国家資格であり、後者は同省の元官僚が役員を務める財団法人建築保全センターが認定する資格です。
いずれも事前講習が5日間にわたって行われ、筆記と実技の試験があり、受験するために一定期間の実務経験が必要だったりと、それ相応に厳しいものでした。当然のことですが。
件の「認定塗装診断士」がどの程度の知識を必要とし、且つ試験の難易度がどれくらいなのかは知るべくもありませんが、私の持つ資格がそれと比較して劣るとは思えません。
従って、私は今ある資格で十分だと考えております。また、見積もりをする営業担当や現場で施工する技術者にしても、公的な資格である一級もしくは二級の技能士資格を持っていますから、これも十分な仕事のできる裏付けです。
人のつながりが希薄な現代社会では、何かにつけ資格を問うことが多く、そのことが信用の基盤であるかのように考えられていますが、果たしてそうでしょうか。
資格は、ある程度の仕事ができる基準かもしれませんが、資格者の中でも仕事の質に優劣はあり得ます。また、会社の方針で仕事の質は変わります。
ですから業者選びには、その会社の代表者あるいは営業担当者を、ご自分の目で人となり、態度風体などよく確かめ、仕事の風評に耳をそばだて、念入りに査定する必要があります。何十万円もの買い物をするのですから。
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