- 2012年02月23日
冬の塗装
北海道の場合、おそらくその全域で、12月の中旬から少なくとも2月末位までは、外部の塗装はできません。実に残念ですが、良い塗膜ができないので、塗装はできないのです。
少し面倒な話ですが、塗装の世界にも公的な基準があって、例えばその一つが国土交通省の公共建築工事標準仕様書であり、あるいは日本建築学会の建築工事標準仕様書です。塗料については日本工業規格JISの規格があります。
この標準仕様の中の塗装工事に関する仕様のうち、基本中の基本が「気温5℃以下、湿度80%以上の塗料の乾燥に不適切な場合は基本的に塗装を行わない」という定めです。つまり、あまりに寒かったり湿度の高い環境では良い塗膜を作ることができない、ということなんです。
言うまでもなく、私たちの仕事は良い塗膜を造ることですから、それに適さない状況で仕事はしません。しかしこれは、経営上極めて頭の痛いことです。一年のうちほぼ四分の一は仕事ができないということですから。それでも外部の塗装をしようとしたら、完全に外気を遮断し暖房するという「養生」をするしかありません。これには多額の費用がかかりますから無理です。
最近、この冬期間に適した塗料があるとか、塗装を勧めるちらしや新聞広告があるそうですが、いったいどのような塗料で、どんな養生をするのでしょうか。
































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